2012年01月22日 (日)
●YOMIURI ONLINE :エドガー賞候補に東野さんの「容疑者Xの献身」
米探偵作家クラブ(本部・ニューヨーク)は19日、米ミステリー界の最高峰「エドガー賞」の最優秀長編部門で、今年度の受賞作候補に作家の東野圭吾さんの小説「容疑者Xの献身」を選んだと発表した。他の候補は4作。受賞作の発表は4月26日。
『容疑者Xの献身』は、番頭が本格ミステリに求める「シンプル・イズ・ベスト」を見事に体現した傑作。原作は2回読み、映画も(TVですが)3回観ています。それほどのお気に入り。
以前、桐野夏生の『OUT』が候補に選ばれたことがありました。そのときは残念ながら受賞に至りませんでしたが、今回はなんとか受賞してほしいなあ。
でもって向こうで翻訳したやつを邦訳して出版したら面白いのに(笑)。
ところで、MWA賞の看板であるエドガー賞の名は多くのミステリファンの知るところですが、エラリー・クイーン賞というのもあるんですね。
どんな作品(作家)に与えられるんだろう。それこそ謎解き要素が強く、その料理法も見事な『容疑者Xの献身』は、クイーンの名を冠した賞にふさわしい作品と思うんだけど…。
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