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YOMIURI ONLINE :「文芸賞」受賞作、モチーフ借用で取り消しに
河出書房新社が主催する新人文学賞「文芸賞」で、受賞作にモチーフの借用などがあり、受賞取り消しになっていたことが分かった。
季刊誌「文芸」冬号によると、8月23日に選考会を行って受賞作を決定したが、その後、インターネットのサイトで内容が一部似たものがあることが判明。受賞作なしと発表していた。同賞は今回で47回目で、2012編の応募があった。


全文転載いたしました。

盗用と書かなかったのは、主催者の保身ではなく、先のある作者に対する配慮と思いたいです。
それにしても、どの程度の「借用」だったのかは、今後のために公表してもらいたいですね。
基本的に線引きの難しいメディアですが、物語は時代を映さずにはいられないものなので、モチーフレベルの相似は容易に起こり得ると思います。そんなとき、ガイドラインがあれば投稿する側も(良い意味で)参考になるでしょうから。
「内容が一部似たものがある」と書いてあるので、先の電撃文庫の一件のように、モチーフというより記述そのものが似通っているということなのかもしれませんが。

それはそうと、残る2011編から選び直しというのはダメなんでしょうか。
取消作が含まれているのといないのとでは、下読みの段階から"ふるい"のかけ方が違ってきます。
発表時期を半年ずらしてでも、最初からやり直したほうがいい。
そうしないと、2011編の書き手が浮かばれません。来年は2011年だし、いいじゃん!

えー。ちなみに番頭は応募してませんよ(笑)。

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