今週頭、ミステリ作家・北森鴻の突然の訃報が入りました。

YOMIURI ONLINE :ミステリー作家の北森鴻氏死去、48歳
北森鴻氏(きたもり・こう、本名・新道研治=しんどう・けんじ=作家)25日、心不全で死去。48歳。
告別式は26日午前11時、山口県宇部市中野開作403やすらぎ会館。喪主は父、新道利夫氏。
1995年、鮎川哲也賞を受賞し本格デビュー。「花の下にて春死なむ」で日本推理作家協会賞。骨董や民俗学の世界を舞台にしたミステリーで活躍した。


北森作品は〈香菜里屋〉シリーズ4冊と、『孔雀狂想曲』が既読です。
このうち最初に読んだのは前者の第1作『花の下にて春死なむ』。正直、あまり積極的な理由から手に取ったわけではありません。
本好き仲間とのオフが、あるとき古本酒場コクテイルでありまして。
その際に「小説に出てくる食べ物を宴会メニューに出してもらおう」という企画を立てたところ、だったら北森作品から何品か、ということで希望があったため、店との連絡役に立ったぼくも一応読んでおくことにしたのでした。
以後、最終作まで読んでしまうんですから、何が縁になるか分かったものではありませんね。

48歳。若過ぎます。
心よりご冥福をお祈りいたします。


(おまけ)

以下は、上述のオフで採用したメニューです。

▼鯛のバルサミコ酢
『花の下にて春死なむ』(短編)から。
オリジナルは昆布+ワインビネガーで締めたものですが、そのときはまず昆布で締め、その後さらにバルサミコ酢で締めました。小鯛は黒鯛に変えたそうです。

▼サニーレタスとムール貝の酢みそ和え
『花の下にて春死なむ』(短編)から。

▼蕪のコンソメ煮
『花の下にて春死なむ』(短編)から。
オリジナルは冬瓜ですが、季節が過ぎたので蕪を使用。挽肉はそのままでは臭みが残るので、ニンニク、オリーブオイル、赤ワインで煮たそうです。赤は強かったかもしれない、というのは店主の反省の弁。また、蕪だけでは寂しいので湯葉を加えたそうです。

▼エビのグルテンプラ
『メイン・ディッシュ』から。
オリジナルはグルテンのみのフリッター。グルテンをそのまま揚げるというのを失念、わざわざエビをくるんでしまったそうです。

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