黒猫亭・店主です。だいぶ時間が経ってしまいましたが、9/23に開催された茶話会(船橋ミステリ倶楽部)のことを書きたいと思います。

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会場は薬園台にあるLapis Lazuli、薫り高い北欧紅茶と季節のフルーツやチョコレートをほどよく使ったケーキの美味しいティールーム。一戸建てを改装したような喫茶店で、スリッパに履き替えて入店するところがお友だちの家にお呼ばれしたような感じがして、心安らぐ雰囲気の喫茶店です。

薬園台の駅ではTRICK+TRAPの旗をお持ちになった戸川さんの奥さまに、ティールームでは席次を決めるためのトランプをお持ちになった戸川さんご本人に迎えられ、10数名の参加者が行儀良く席におさまりながら色紙に記帳をし、歓談を楽しむかたわらで紅茶&珈琲とケーキが配られました。

紅茶はセーデルブレンドという名の北欧紅茶で、お茶とフルーツをたっぷりブレンドしたフレーバーティーというふれ込みどおりの甘い香りと飲み心地に、紅茶組は思わずうっとり。ノンシュガーなのに自然の甘味があったので、ストレートで飲むのがオススメの飲み方のようです。通信販売でも購入できるようですが、可能ならお店で楽しみたいところ。というのも、オーナーさんが長きに渡りコレクションされたカップ&ソーサーでいただけるからなのです。これがまた、優雅なひとときを演出するのにピッタリなのですね。店内は大変ゆったりしているので、多人数で賑やかな時間を過ごすにも、ひとり本を片手に過ごすにも、どちらにも良さそうな感じがしました。
絶品だったケーキは、様々な種類からチョイスするスタイルだったので、かなり真剣に迷ったすえにオレンジとチョコレートのケーキを。どのケーキにも少しずつ新鮮なフルーツが使われているのが、非常に好ましかったです。写真を撮るのに躊躇いを感じたため、画でお見せできないのが残念。

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当日は貸し切りにしていただいたので、心おきなくゲームに興じ、歓談を楽しむことができました。いやいや全く、あとから思い返すに、他にお客様がいらっしゃらなくて良かった…と苦笑いがでるほどに、ゲームでは大いに盛り上がりまして(笑)。
盛り上がったゲームの名は、「1分ゲーム」。五十音の中から選ばれた1文字を頭文字とし、ミステリの作品名・ミステリ作家・凶器・動機・水に浮くものという5項目を、1分間のあいだに考えて埋めるというゲームなのですが、いつもネットで検索してはコピペしている私にはかなり難易度が高かったです。落ち着いて考えればでてくるのに、何やら頭の中が真っ白になってしまって(汗)。一応、賞品はいただきましたが……(笑って誤魔化そう)。忘年会などでお題を変えてやったら面白いなぁなどと考えております。

それにつけても、ミステリ好きとは最高に面白い人種だなと改めて思いました。とくに、1分ゲームをやっているとき、しみじみと感じました。誰かが出した答えに納得いくかどうかを真剣に考え、論理に穴を見つけたら論理で対抗し、穴を見つけられたほうは巧い説明を考え、それが出来なければ潔く引き下がる。何とも和やかに、けれど活気に満ちた議論が弾むのです。実に、面白いと思いました。まずは性格ありきでしょうが、基本的にミステリ好きって議論を会話のスパイスとして活かすのが上手い人なのかもしれない、或いはそういう人がミステリを好きになるのかもしれない、そんなことを思いました。
ミステリとは、わざわざ事件事象をでっち上げ、それを謎解く小説です。架空の事件に様々な思いを巡らせ、あーでもないこーでもないと究明するのが楽しい人々なのです。よくよく考えると滑稽だけれど、子どもが彼らにしかわからない遊びに熱中するのと似てますよね(笑)。やっぱり、ミステリっていいなぁ。そんなことを感じさせる茶話会でした。

最後になりましたが、主催者の戸川さん、そして奥さま。ゲストでお越しくださった戸松淳矩さん、ラピスラズリのお店の方々、それから参加された皆さま。本当に愉しい時間をありがとうございました。また、別の機会にでもお会いできたら素敵ですね。そのときは、どうぞよろしくお願いいたします。
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