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いつもご利用ありがとうございます。

お陰様で、黒猫亭は昨日で6周年をむかえました。
軽量級のお店ですが、これからもマイペースでがんばっていきますので、引き続きご愛顧をお願いいたします。

なお、毎年このタイミングで開催している謝恩フェアですが、今年は準備がととのわないため先送りさせていただきます。申し訳ありません。

本日より営業(発送業務)を再開いたします。

ただし、東北6県(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)及び茨城県・千葉県への発送は、もうしばらく見合わせたいと思います。
どうかご了承ください。



被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

東京もかなり揺れまして、正直、今も動揺が去りません。

こういうときこそ普段と変わりない生活を。というのが理想とは思いますが、当店のようなネット古書店の場合は事情が異なります。
ささやかな量ではありますが、被災地への物流をさまたげるおそれがありますので、当面営業を休止いたします。

いつまでというのは現時点では判断がつきませんが、最低でも一週間はお休みし、その後、日本郵便やクロネコヤマトの営業状況を見ながら再開したいと思います。
その際には、あらためてアナウンスいたします。

お客様にはご迷惑をおかけしますが、何とぞご理解くださいますよう。


ps:
本エントリーの投稿以前のご注文につきましては、西日本への発送に限り承ります。

長編部門では『アルバトロスは羽ばたかない』『折れた竜骨』を読んでます。
いずれも、個人的には年間ベスト10に入るレベルと思いました。
なので、どっちが獲っても納得かな。

●長編および連作短編集部門候補作

「明日の雨は。」 伊岡瞬
「華竜の宮」 上田早夕里
「アルバトロスは羽ばたかない」 七河迦南
「隻眼の少女」 麻耶雄嵩
「折れた竜骨」 米澤穂信

●短編部門候補作

「原始人ランナウェイ」 相沢沙呼
「殷帝之宝剣」 秋梨惟喬 
「芹葉大学の夢と殺人」 辻村深月
「天の狗」 鳥飼否宇
「人間の尊厳と八〇〇メートル」 深水黎一郎

●評論その他の部門候補作

「エラリー・クイーン論」 飯城勇三
「遠野物語と怪談の時代」 東雅夫
「現代本格ミステリの研究「後期クイーン的問題」をめぐって」 諸岡卓真



2月の読了本は5冊でした。
そのなかでイチ押しはこれ。

完全なる首長竜の日完全なる首長竜の日
乾 緑郎

宝島社 2011-01-08
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「このミス」大賞受賞作。
賞のイメージと合わない気はしますが、面白さの点からいえばなかなかでした。

しつこいようですが、首長竜は恐竜ではありません。