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●asahi.com :ミステリー文学大賞に夏樹静子さん

第10回日本ミステリー文学大賞(光文シエラザード文化財団主催)は25日、「Wの悲劇」などの本格推理小説で知られる作家の夏樹静子さん(67)に決まった。


同新人賞は、海野夕凪さんの「水上のパッサカリア」が選ばれたそうです。


大賞受賞者は過去、佐野洋、中島河太郎、笹沢佐保、山田風太郎、土屋隆夫、都筑道夫、森村誠一、西村京太郎、赤川次郎ときており、そろそろ夏樹静子ではないかと噂されていたものでした。

それが現実となったわけですね。順当といえるでしょう。


次回受賞者は誰かな?


ども。b.k.ノムラです。


定期巡回している吉祥寺のミステリ専門店 TRCIK TRAP の臨時店員さんの(というか戸川氏の)ブログに、こんな記述がありました。




●パン屋のないべーカーストリートにて :郵送にまつわるお願い

ところが、つい数日前、送ったはずの荷物が戻ってきました。住所表記が古いため、送れない、というのです。このところ、町村合併や番地の変更などが相次いでいますが、これが郵便局ですと、たとえ転居しても届け出をしていれば一年間は移った先に届けてくれます。ところが、それは宅配業者にはできない、というわけです。


これは気づきませんでした。

うちがメール便を使い始めたのは最近で、まだ戻ってきた経験はないのですが、こういうことだと考えなければなりませんね。

いや、こちらが考えてもどうにもできることではないので、やはりお客さまにはご注文の際、お間違えのないよう住所の確認をお願いいたします。


ども。番頭のb.k.ノムラです。




●asahi.com :横溝正史の生原稿5000枚、旧宅で発見 未発表も

金田一耕助が活躍する探偵小説「八つ墓村」「犬神家の一族」などの作家、横溝正史(1902~81)の生原稿や下書きなど約5000枚が見つかった。研究者にも知られていない短編「霧の夜の出来事(微笑小説)」が含まれている。


これは大変なニュースです。

でも、ぼくとても読んでみたいのは確かですが、といって出版するとか、展示するとか、そういうのはどうかと思わないでもないです。

よく作家の書簡とか、日記とか、習作とか、未発表原稿とかが全集などにおさめられたりしますが、本人は、そんなもの人目に晒してほしくないと草場の陰で嘆いていると思いますよ。

いくら作家といえでも、「私」の文章は見せたくないでしょう。


それから、息子さんが古書店を通じて売りに出すということも書いてありますが、これもどうかと…。

公共機関や大学などの一括購入を望んでいるってことですが、それこそそういったところに寄付すればいいのでは。世田谷文学館とかに。


「読書の秋セール」第2弾、10/9をもって終了させていただきます。

たくさんのご利用、ありがとうございました!

ども。b.k.ノムラです

知らなかったんですが、昨日はミステリー記念日だったそうです。
エドガー・アラン・ポオの命日にちなむそうです。

で、由来は解ったんですが、いつ、誰が決めたんでしょう?
ご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけますと嬉しいです。

ども。番頭のb.k.ノムラです。

第5回『このミス』大賞が発表になりました。

    ●『このミステリーがすごい!』大賞 公式サイト

受賞作のレベルで評価の分かれるこの賞ですが、1200万というミステリ新人賞では最高額の賞金を掲げていることもあり、やはり毎回話題にならざるを得ません。

で、今回の受賞作『トライアル&エラー』ですが、選評を見るとピカレスクっぽい印象ですね。
さわりでも読んでみないとなんともいえませんが、映像化がしやすそうな題材。そのへんも踏まえての受賞なのでしょうか。

こんにちは。番頭のb.k.ノムラです。

今日からクロネコメール便の価格が改定になりました。
今やネットで本(新刊古書問わず)を購入するのは当たり前の時代、本好きの皆さんには身近な話題といっていいでしょう。
あまつさえ、うちのようなネット専門古書店には身近も身近、いずれ真剣に考えなければならない問題となってくるわけで、同業のますだあーと書店さんも早速ブログに取り上げています。


●本の人生 本との人生 末端古本屋雑記帳 :クロネコメール便実質値下げを受けて
これまでは、50gからサイズは関係なく、細かく重量制で分けられていた。文庫や新書など薄い本で、160円、たいがいの本は、210円、ちょっと大きいか厚く重たくなると310円だった。それがこれからは、重さは関係なく、サイズだけで4つに区分されて、80円~240円で送れるようになる。たいがいの本は、A4以下に収まるので、これからはたいていどれもが160円で送れるようになる。

うちの場合は、文庫、小説系新書、コミックス(いずれも1冊)がメール便対象となって、おそらく160円の発送になると思います。小説単行本は2cm以内は稀なので、これまでどおり冊子小包の利用が予想されます。

そこで送料をどう設定しようという話になります。
従来の一律300円(冊数、重量に関わらず)、やはり文庫1冊をお求めのお客さまには割高な印象は拭いきれないと思うのですね。
もちろん、売価設定の時点で、メール便で送れそうなものは予め価格を低めにしているので、決して高くはないのですが。

送料実費は手間なので、やはり一律にしたい。すると、文庫、小説系新書、コミックスを1冊だけ注文の場合は200円。それ以外は300円とかいう設定にする手でしょうかねえ。

ちょっと店主と検討してみます。